【下京区】光源氏のモデル源融ゆかりの地「渉成園」を散策する

渉成園

東本願寺の別邸にあたる渉成園(しょうせいえん)へ行ってきました。

渉成園

地元では「枳殻邸(きこくてい)」と呼ばれ親しまれているそうです。

枳殻邸

残念ながら花の盛りの時期ではなかったのですが、その分ゆっくりまわれてよかったと思います。

「協力寄付金」という形で、入り口で500円をお支払いしました。そのときにガイドブックをいただきます。

ガイドブック

ガイドブックは、植物の見どころを中心にまとめたものと、茶室など建物を中心にまとめたものの2種類ありました。

さて、東本願寺といえば徳川家とのつながりがすぐに浮かびますが、こちらはあの光源氏のモデルともいわれている源融ともご縁があるそうです。

この渉成園がある地が、源融が営んだ六条河原院の旧蹟という伝承があるそうです。伝承にはいろいろな説があるようですが、園内には源融ゆかりの塔など、伝承に基づいた景物が趣向として配置されていました。

ということで、少し汗ばむ陽気の中、気軽に園内を散策しました。気軽といっても、とっても広いです!入口に案内板はありますが、とても覚えられません。

案内板

パンフレット片手に迷子にならないよう順番に巡りました。

建築物の内部は非公開なのが残念ですが、茶室などは申請すれば利用できるようでした。建物内から見た庭はまた違った趣があるのでしょうね・・・。

2階建ての茶室(「傍花閣」ぼうかかく)や、

茶室

池のほとりに建てられている茶室(「臨池亭」りんちてい、「滴翠軒」てきすいけん)、

臨池亭

などなど・・・。

また京都タワーの隠れ名所という話もありました。なるほど。

京都タワー

ですが、一番目を奪われるのはやはり印月池といわれる池でしょうか。スイレンもすごくたくさんで、これは見ごろに来たかった!

印月池

辛うじて一輪発見・・・。

スイレン

この印月池にかかる侵雪橋(しんせつきょう)も風情たっぷり。

侵雪橋

木造の反橋です。緑のシートが「木目調の色合いにすればいいのに!」と思わなくもなかったですが、実際に渡ってみるとなかなかの斜度だったので、このシートのありがたみがよくわかりました。

奥にある回棹廊(かいとうろう)という橋もよかったです。

回棹廊
回棹廊

安政の大火以前は朱塗りの欄干を持つ反り橋だったようですが、現在は檜皮葺(ひわだぶき)の屋根がある橋になっていました。中央は唐破風(からはふ)屋根だそうです。ここからちょうど藤棚が見えます。

藤棚

ああこれも、見ごろに来たらきっと圧巻でしょうね。

こちらは獅子吼(ししく)。さきほどの印月池の水源のひとつです。青楓がきれい。

獅子吼

園内を散策するだけでも1時間ほど楽しめます。あまりの広さのためか、周囲の喧騒などまったく聞こえません。JR京都駅のすぐそばで、風情ある建物や景物、四季の植物たちの風雅に酔いしれてみませんか。

旅データ

ミキ

ミキ

お城やお寺が大好きです。荘厳さや豪奢さも好きですが、どこか懐かしいな、という風景により惹かれます。そのくせ特別拝観と聞くとやはりソワソワするので、「特別」は年に数回の贅沢として楽しんでいます。

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