洛東エリアは、京都の人気観光スポットが密集しているエリア。紅葉を楽しめる庭園や寺社仏閣もたくさんあります。
そこで今回は地下鉄東西線「蹴上(けあげ)駅」から蹴上インクラインを通り、南禅寺と真如堂(真正極楽寺)をめぐるモデルコースをご紹介します。

※今回訪れたときはまだ紅葉の季節ではありませんでしたが、紅葉を楽しむらぜひ秋に訪れてみてください。
まるで童話の世界。レンガのトンネル
蹴上駅から地上にあがるとすぐにあるのがこの歩行者用トンネル、その名も「ねじりまんぽ」。

ねじったように斜めにレンガを積み上げてあるため、このような名前なのだそうです。確かにねじれています!

結構、狭い!!ドキドキする!!
スタンドバイミー気分で線路の上を歩いてみる
そしてこのねじりまんぽの上を通るのが蹴上インクライン跡。

この南禅寺エリアは落差が激しくて、舟での移動ができなかったため、舟を台車に乗せて上下するためつくられたそうです。

なかなかの傾斜を登ります。線路の上を歩けるなんて新鮮ですね。絵を描いている人や写真を撮っている人、みなさんいろいろな過ごし方をされていました。

南禅寺
インクライン沿いにかなり坂を上ると、南禅寺に辿り着きます(蹴上インクラインから南禅寺までは徒歩10分程度)。

階上に上がれる山門、テレビドラマでもお馴染みの水楼閣など。
たっぷりの南禅寺境内ですが、南禅寺は臨済宗南禅寺派の本山です。国指定の名勝ともなった方丈庭園は、「虎の子渡し」の庭とも呼ばれており、白砂と巨大な石が配置されている横長の庭です。

庭園を眺めながら、ここで少し疲れた足を伸ばしましょう。

六道庭で杉苔を眺めるのも忘れずに!

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隠れた紅葉スポット真如堂
南禅寺を堪能したら真如堂へ(徒歩15~20分程度)。真如堂は紅葉が美しく、比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺です。

紅葉シーズン以外は、ご近所の方が散歩をされていたり、境内のベンチでお弁当を食べておられたりする静かなお寺です。

境内はとっても広く、青楓も美しかったです。

拝観順路はHPに記載されているので、そちらを参考にすべきかも。また、本堂の受付でお願いすると職員の方が案内してくれるそうです(私は後で知りましたが、ぜひ案内してもらいたかった!)。
いかがでしょうか
南禅寺から哲学の道へのコースはたくさんありますが、真如堂もおすすめします!今回ご紹介したモデルコースは紅葉がとてもきれいな名所です。ぜひ、紅葉の季節に楽しんでみてください。
ただし、蹴上駅から南禅寺までのインクラインも登り道、真如堂も白川通りからかなりの登り坂になります。紅葉狩りという名の半分ハイキング・・・。ゆっくりペースで歩いてくださいね!
