【左京区】オフシーズンがおすすめ!「東山慈照寺(銀閣寺)」をゆっくり散策する

銀閣寺

銀閣寺との呼び名で有名な東山慈照寺へ行ってきました。

四条河原町駅下車後、市営バス205系統に乗車し、バスに揺られること約20分。最寄りのバス停の「銀閣寺道」に到着です。

看板

案内図だけでもたくさん書いてあります。まずは参道をのぼってゆきます。

参道

総門をくぐります。

総門

すると、有名なあの「向月台」がすぐ目の前にありました!!

向月台

う、美しいです~!!

崩れにくい砂を使用しているとのことですが、さすがに大雨が降ると流れてしまうのだとか…。この上に乗って東山にのぼる月を眺めた、とありますが、本当に乗れるのでしょうか…。

実際はなかなかの高さでしたよ。正直、もっと小さいものかと思っていました。

こちらは、銀沙灘(ぎんしゃだん)。

銀沙灘

このような形になったのは江戸時代になってからのようです。では、足利義政の時代はどういう形だったのでしょうか。

東屋から覗く銀沙灘も本当に美しいです。

東屋

個人的には、「金閣寺じゃないほう」くらいの認識だった銀閣寺ですが、この美しさはこの年齢にならないと感じなかったかもしれません。わびさびの美ですね…。

こちらは東求堂(とうぐどう)です。

東求堂

もともと、銀閣寺にも会所、常御所(つねのごしょ)などの大規模な建物が建っていたようですが、現存するのは銀閣(観音殿)とこちらの東求堂(とうぐどう)だけのようです。

けれど、この美しい庭園が残っているだけでも充分だと思います。

庭園

こちらも江戸時代に改修されたそうですが、江戸時代から綿々と残されているというだけでもすごいと思うのですが…。(まあ、足利の時代から考えるとずいぶん「新しい」かもしれませんが…)

池泉回遊式庭園の形になっているそうです。

洗月泉

洗月泉と呼ばれる小さな滝です。

洗月泉02

また、今でも水がわき出ている「お茶の井」があります。

お茶の井

お茶が趣味だった足利義政はこのわき水を使ってお茶を飲んだのでしょうね。

義政公愛用のお茶の井跡です。なんと現在もお茶会などの飲料水として利用されているそうです。

お茶の井02

泉辺の石組みは、当時のままだそう。

銀閣寺は東山に接しているので、御所のように「広い!壮大!」というわけではありません。ですが、庭園を散策するうちに東山へ入り、すこしずつ登っていったその先の景色は…

東山

こんなにも高くて、絶景で、美しくて、びっくりしました。先ほどまで眺めていた銀沙灘があんなに小さく見えます。そして遠く見える京都の町並み…。

東山02

ずっと、眺めていたいです…。

ただこの道がやや狭いので、たくさんの観光客が訪れるシーズンではなかなか立ち止まることは難しいかもしれません。ですが、立ち止まって、存分に堪能するのを絶対におすすめします!

けやき

こちらが東山のほう。まっすぐ伸びたけやきですね。

さて、庭園も散策し、もう充分わびさびを楽しんだなあ、と思ったところで、はたと気づきました。

そうだ、まだ、銀閣寺を見ていなかった…!

観音殿

我ながらびっくりしました。一体何を見に来たのでしょう。ですが、東求堂から庭園をぐるりと回ってくると、ちょうど、銀閣寺のそばへ戻ってきます。

観音殿というのですね。現存する唯一の室町期・東山文化を代表する楼閣庭園建築だそうです。

観音殿02

庭の中心になる、錦鏡池です。こちらの池を中心とした池泉回遊式庭園になるのですね。

錦鏡池

本当に美しかったです。春夏秋冬、どの季節に訪れてもきっと風情があるとは思いますが、個人的には、あえて観光シーズンを外していかれることをおすすめします。

ゆっくり、のんびり、自分のペースでじっくり味わいたい。そんな庭園でした。こんな素敵なところで日々のんびりと好きな本を読んで過ごす余生なんて、さぞ、幸せでしょうね…。

(とはいえ、ここに隠居していた義政のその後を考えると、そんなにのんびりとはしていられなかったとは思いますが…)。

帰り道も銀閣寺垣をぬけます。

銀閣寺垣

高い。こちらの垣の間を歩くことによって、煩悩をなくしていく…、と聞きました。

防犯の意もあっての垣だとは思いますが、そのくらい自分を見つめることができる場所なのだと思います。

旅データ

ミキ

ミキ

お城やお寺が大好きです。荘厳さや豪奢さも好きですが、どこか懐かしいな、という風景により惹かれます。そのくせ特別拝観と聞くとやはりソワソワするので、「特別」は年に数回の贅沢として楽しんでいます。

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