伏見の酒蔵、月桂冠大倉記念館へ行ってきました。

京阪電車中書島駅から徒歩5分です。

酒蔵の町並みは素敵です。

売店だけなら入場無料ですが、今回は館内見学もしたいので、300円の入館料を支払いました。

入ってすぐに受付があります。新春らしい酒樽も並んでいて、館内の雰囲気もとってもおしゃれ。見学の記念品もいただけました。

さて、見学はまず中庭からです。
こちらは笠置灯籠。

初代大倉治右衛門が笠置から伏見に出て店を構えたときの屋号を笠置屋としたのが月桂冠のはじまりだそうです。その創業の由来を伝える灯篭です。

さかみづといって、お酒を作るときに使用する井戸水がありました。

このさかみづも試飲できます。井戸水なので、真冬の現在はとても冷たかったです。さかみづの井戸をぬけると、少し広いところへでました。

団体のお客さんはここで記念撮影などするようです。

大きな酒樽が並んでいます。この中にすっぽり入れてしまうくらいの大きさなんですよ…(もちろん手を触れてはいけませんが)。
この木桶を日干しするために、この中庭は広いスペースをとっているそうです。こちらは杜氏や蔵人の生活する会所場(かいしょば)。中には入れません。

さて、一通り中庭を見学したら、また建物へ戻ります。
こちらでは日本酒の製造過程を詳しく説明してくださいます。

展示物を見ているだけでも、おもしろい!

写真ではわかりにくいですが、どれもこれもかなり大きいのです。

お米や玄米についての説明もおもしろいです。

製造過程を見学したら、次は徳利や酒瓶などの展示を見ます。こちらはショーケースの中での展示でしたので、撮影はしませんでした。けれど最後の酒樽は思わずパチリ。

メディアでよく見かける、お祝い事に割られるあの酒樽だな~!と、なんだか感動。
そして見学を終えたら、いよいよお待ちかねのきき酒コーナーです。「月桂冠レトロボトル 吟醸酒」「玉の泉 大吟醸」「プラムワイン」をおためしさせていただけます!
こちらは「月桂冠レトロボトル 吟醸酒」。

明治時代に公案された、どこでも飲める「コップ付き小びん」の復刻版らしいです!当時は駅などで販売し、どこでも飲める利便性が話題だったようですが、今見るとフォルムがかわいい。
こちらは玉の泉 大吟醸。ほんとうに、おいしかった…!

こちらはプラムワイン。女性に人気がありそうな飲みやすさでした。

きき酒を楽しんだら、次は売店です。

さきほどきき酒でいただいたお酒も売店で購入できます。手ぬぐいや前掛け、お酒を楽しむ酒器はかなり魅力的でした。

酒粕クッキーや酒まんじゅうなどのスイーツもあります。

お酒はもちろんズラリとそろっています。

売店を見ているだけでもとても楽しかったです。見て楽しい、飲んでおいしい酒蔵見学、京都でのちょっと違った観光をしてみたい方に、ぜひおすすめします。
旅データ
- 入館料:300円
- アクセス:京阪本線「中書島駅」から徒歩5分
- URL:http://www.gekkeikan.co.jp/enjoy/museum/