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【伏見区】伏見の町並みを楽しめる「伏見十石舟」で百年前の流通を体験する

伏見といえば酒蔵、また、坂本龍馬が襲撃された寺田屋などがある地ですが、桜の名所でもあります。十石舟(じっこくふね)という屋形船に乗って宇治川を下ってきました。

こちらの川に停泊している屋形船に乗ります。

屋形船

しかし乗船場は川の向こうなので、まずは川を渡らねばなりません・・・。でも、看板があるのですぐにわかりました。

看板

ちょうど乗船場についたら、「今すぐ舟が出ますよ」とのことだったので、写真を撮る暇もなくあわあわと乗船しました。

十石舟はおよそ20分に1便で出ており、江戸時代から大正にかけて、物資や旅人を運ぶために運航していたのだそうです。琵琶湖疎水から繋がる大坂への物流拠点だったようですね。

船頭さんはお二人。軽快なお話とともに宇治川を下ります。

船頭さん

晴れて暖かい日でしたが、川の上はやはり寒かった・・・。そして、桜の開花より1週間早かったのです・・・。今年の近畿地方は開花が遅かったので、船頭さんにも「1週間早かったね」と言われてしまいました。

桜を眺めながらの川下りは3月末か4月第1週目がピンポイントだと思います。

私が行った日は桜はまったく咲いていませんが、それでも楽しく遊覧してきましたよ!

こちらは寺田屋の裏側。

寺田屋の裏側

ここが高瀬川から繋がっているところです!

高瀬川から繋がっているところ

三条にあるこちらと繋がっているんですよ。

三条

大正時代までは三条からずっと舟で行き来していたんですね。平成の世に暮らす私は四条から京阪電車で(高瀬川とほぼ平行して)南下してきました。たった100年足らずでここまで便利な世の中になったということに、改めて時代の早さを感じます。

そして川べりは散歩スポットです!清酒の街だからか、カップ酒を手にお散歩している人たちも見かけましたよ。お弁当を広げているグループも、写真を構えているおじさんたちも、みなさん思い思いに過ごされています。

川べり

また、十石舟とはべつに三十石舟もあります。文字通り、十石舟より大きな舟です。こちらがその乗船場。

乗船場

さて、この十石舟は往復で55分の船旅と聞いていたのですが、折り返し地点の三栖閘門では一度下船するようです。

三栖閘門

あれが三栖閘門ですよ~、あそこで降りますよ~、と船頭さんはおっしゃいます。

三栖閘門

三栖閘門・・・。ダムのようなものでしょうか?そのまま「資料館へ行ってくださいね」と案内され、三栖閘門資料館へ入りました(無料)。

栖閘門資料館

資料館内には、太閤秀吉の時代から続く宇治川の治水工事や、三栖閘門の歴史についてわかりやすくまとめられていました。三栖閘門はいわゆるパナマ運河のような役割を果たしているのです。

・・・というとピンとくる方も多いと思いますが、宇治川と濠川には高低差があり、船で行き来するのは不可能とされていました。そこを三栖閘門を閉じ、水を溜めたり排水したりして水位を合わせるのです。

資料館内では模型を使って詳しく説明してくれるので、よりわかりやすいです。

模型

このようにちっちゃい舟の模型が動いて実践してくれました。それにしても日本にもこのような設備があったとは知りませんでした。

資料館を堪能したら、帰りの舟の時間までは資料館の周りを散策します。宇治川のほとり。菜の花はとってもきれいでした。

宇治川のほとり

閘門の真下へ。大きいな~!!

閘門の真下

この門が閉まって、水を溜めたり吐き出したりしてたんですね。

こちらは宇治川のほうからみた閘門。

閘門

こうしてみると高いですね~!!今回十石舟で下ってきた濠川のほうが、宇治川より高い位置にあるのです。なので、宇治川へ合流するときはこの閘門を閉めて、水位を宇治川と同じになるように下げるというわけです。

話で聞くより、模型で見るより、この高低差は圧巻でした。

そんなふうにあっちこっちを眺めているうちに、あっという間に帰りの舟がやってきました。

舟

もう少し見たかったな~、と思いながら復路に乗船。

桜が見ごろの時期にぜひ乗船してほしいです。ライトアップもやってますよ。桜の時期が過ぎたら次は紫陽花が見ごろになるんですって!京都には川下りがたくさんありますが、伏見の十石舟はすこし穴場かも?おすすめです♪

旅データ

  • 乗船料:1,000円
  • アクセス:京阪電車「中書島駅」駅から徒歩約7分
ミキ

ミキ

お城やお寺が大好きです。荘厳さや豪奢さも好きですが、どこか懐かしいな、という風景により惹かれます。そのくせ特別拝観と聞くとやはりソワソワするので、「特別」は年に数回の贅沢として楽しんでいます。

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