嵐の電車と書いて「らんでん」。嵐山から四条または北野方面へ走る路面電車に乗ってきました。京都は国外の旅行者も多い観光地でもありますが、嵐電嵐山駅は駅からサービス精神が旺盛でした。
この新旧入り混じりというか、レトロモダンというか、国外の方から見たいかにも「ジャパニーズ」と、いう雰囲気。
駅構内の案内です。京友禅の光林、回遊路?券売機はどこ?

嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア?切符も買わずにどこまで入っていいの?

戸惑いつつも先へ進むと、なるほど、これが京友禅の光林、回遊路ですって!

すごい!すごい!京友禅が筒状のケースに入れられて、ズラリと並んでいます。なんと、夜になるとライトアップもされるのだそうです。朝早くもきれいですが、ライトアップはさらに幻想的でしょうね・・・。
友禅の柄をひとつひとつ眺めていても楽しい!骸骨柄なんてあるんですが・・・。

そして回遊路を抜けた先にあるのが、「龍の愛宕池」でした。

凍りそうなほど冷たい水に手をひたしてきました。どうか、心に安らぎを・・・!

そして、まだ私はきっぷを購入しておりませんよ。ここで折り返します。振り返れば、駅構内に停車している嵐電。

そして踏切。

なんだか駅舎がミニチュアみたい!テーマパークにある電車の乗り物のようなかわいらしい踏切を渡り、反対のホームに入ります。こちらにもやはり友禅のトンネルがあります。

福島県との絆である桜も植えられているようです。

当然この日はつぼみすらついていませんでしたが、ソメイヨシノではない桜が1本だけ植えられているというのも、きっとこのミニチュアみたいな駅や友禅の回廊とピッタリ合うのだろうと思います。
どんな花が咲くのでしょう。楽しみです。

さらに、足湯までありました。

くどいようですが、駅構内です。私はまだきっぷを買っておりません!
ちなみに足湯は有料でした。女性用の更衣室もちゃんとあって、ここで足を休めながら行き先を検討する・・・と、いうのもまたいいのかもしれません。
正直、嵐山から北野へ行きたいので初めて嵐電を利用したのですが、嵐山駅だけでこんなにも楽しめるとは予想もしていませんでした。
もちろんお土産屋さんや食べ物屋さんもズラリと並んでおり、ソフトクリームやうどんのだしの香りの誘惑度たるや相当のものでした。
この後、券売機は見つからないまま二両編成の嵐電に乗車したところ、運賃は一律で下車の際にお金を払うというシステムになっていました。
ゴトンゴトンと走る路面電車から見える風景もとっても素敵で、どうして今まで嵐電に乗ったことがなかったのだろうと不思議に思うくらいです。駅名を見ているだけでも楽しい(ほとんど読めません)。
嵐山から四条、北野方面へ走る嵐電から見る桜並木も、きっと美しいでしょうね。
嵐電嵐山駅、本当に、おすすめです!!
旅データ
- 運賃:210円(全線均一)※お得な切符もあり!
- URL:http://randen.keifuku.co.jp/