嵐山は京都の自然と癒しとワクワクが詰まったエリアです。
京都の街中や四条や五条、二条城などの世界遺産密集地や縁結びのご利益がある地主神社などのメジャーな地域を訪れたという方は多いかもしれません。
しかし、嵐山は電車に乗ってアクセスするということもあり、京都はリピーターだけど嵐山は初心者という方も多いのでは?そんなあなたのために女子に嬉しい嵐山の1泊2日観光プランをご紹介します。
モデルプラン
今回ご紹介するモデルプランはこちら
- 1日目:京都駅→桂離宮→地蔵院→松尾大社→京都嵐山温泉宿泊
- 2日目:嵐山温泉→嵯峨野観光線(トロッコ列車)→京都嵐山オルゴール博物館→嵐山駅
1日目は嵐山の美しい庭園を巡り、夜は贅沢に嵐山温泉に宿泊。2日目は嵯峨野名物トロッコ列車に乗り、嵐山の雄大な景色を満喫。そしてオルゴール博物館でレトロな嵐山を楽しみ、嵐山駅でお買い物というプランです。
1日目
京都駅に降り立ったらまず最初の目的地「桂離宮」を目指しましょう。桂離宮では約7万平方メートルの風情ある景色を堪能できます。所要時間はだいたい40分から1時間。

- 拝観料:無料(予約制 ※Web予約可)
- アクセス:京都駅前(のりばC2またはC5)より桂離宮前行きのバスに乗車(約20分/240円)し、桂離宮前で下車、バス停から徒歩8分
- URL:http://sankan.kunaicho.go.jp/guide/katsura.html
癒しの庭園をたっぷり堪能できたら、徒歩またはバスで桂駅へ移動します。徒歩だと約20分、ぶらぶら歩いて嵐山の自然の景色や新たな発見を探し求めるのも良いですね。ちなみに、バスだと約3分、運賃は160円です。
桂駅からは阪急嵐山線(嵐山行)に乗車し、上桂駅で下車します(150円)。上桂駅からは次の目的地「地蔵院」を目指しましょう。バスはアクセスが不便なので徒歩がおすすめ(約15分)。
地蔵院は人も少なくて穴場のスポット。境内に竹林が広がっているため通称「竹の寺」とも呼ばれています。庭園は苔も美しく、秋には紅葉も楽しめますよ。

- 料金:500円
- URL:http://takenotera-jizoin.jp/
また、地蔵院の近くには一年中、鈴虫の音色を聞ける鈴虫寺(華厳寺)や、苔寺の異名を持つ「西芳寺」があるので、こちらをプランに入れるのもおすすめ。
鈴虫寺ではお茶とお菓子を頂きながら「説法」を聞くことができ、一つだけ願いを叶えてくれるお地蔵さんもいます。庭園には四季折々の植物が咲き、心が癒やされることでしょう。
西芳寺は新緑の苔むす景色に潤いと癒しを感じることができます。ちなみに、西芳寺は拝観だけはできず、写経体験が必須。また拝観には事前申し込みが必要で、時間指定ができません。
鈴虫寺URL:http://www.suzutera.or.jp/
西芳寺URL:http://www.kyoto-kankou.or.jp/info_search/?id=9525&r=1331435184.882
初日最後の嵐山散策にはお酒の神様を祀る松尾大社に行きましょう。
地蔵院から松尾大社までは徒歩だと約20分、バスを利用する場合は、苔寺・すず虫寺バス停(徒歩6分)から京都バスの松尾大社前行きに乗車し、松尾大社前で下車します(230円)。
こちらにも見事な3つの庭園があり、桂離宮とはまた違う池水のある庭園風景をお楽しみいただけます。

松尾大社の庭園は高野山の宿坊にも数多くの作品を残す作庭家重森三玲氏の作品で、長い歴史はないにもかかわらず京都の歴史を感じさせる雰囲気を漂わせています。
また、松尾大社の境内には酒好きにはたまらないお酒の資料館もあるので、興味のある方は立ち寄られると良いでしょう。すべて拝観すると所要時間はだいたい1時間ほどかかります。

ちなみに毎月1回境内ではフリーマーケット亀の市も行われているので、日にちさえ合えばお買い物も楽しめますよ。
- 拝観料:500円
- URL:http://www.matsunoo.or.jp/index-1/index.html
お泊りは京都唯一の温泉地嵐山温泉に宿泊し、癒しの湯宿で旅の疲れを癒やして京料理に舌鼓を打ちましょう。宿の予算は13,000円~18,000円。
ちょっと予算が…という場合は、温泉宿意外にも1万円以下の宿もあります。京都嵐山駅から徒歩1分の場所には、日帰りで温泉を楽しめる「風風の湯(1,000円)」があるので、宿はランクを下げて外湯を楽しむのも良いですね。
>>嵐山温泉の宿を見てみる
>>1万円以下の宿も見てみる
>>風風の湯はこちら
2日目
温泉宿を後にして嵐山名物嵯峨野線観光列車のトロッコに乗り、嵐山の雄大で雅な景色を堪能しましょう。

保津峡で景色を見たり、亀岡から保津川下りを体験したり街中を散策するのもいいですね。また、終着地点の亀岡は城下町として栄えた歴史もあり、街中を散策すると京都市内とはまた違う雰囲気を楽しめますよ。
URL:https://www.sagano-kanko.co.jp/
トロッコ列車を楽しんだら嵐山へ戻ってきましょう。そして京都のレトロスポットの代表の1つである京都嵐山オルゴール博物館で、200年前のオルゴールに囲まれて京都にいながらヨーロッパにいる雰囲気をお楽しみください。
- アクセス:嵯峨野線(トロッコ列車)嵯峨駅or嵐山駅より徒歩5分
- 料金:1,000円
- URL:http://www.orgel-hall.com/
最後は嵐電嵐山駅のはんなり・ほっこりスクエアでお買い物を。漬物屋さんや和雑貨、自然派和コスメ、お茶屋さんなど京都ならではのお店がたくさんありますよ。
また、200円で楽しめる足湯もあるので最後にのんびりと心身を癒すのも良いですね。
URL:http://www.kyotoarashiyama.jp/
帰路へ
嵐電嵐山駅から徒歩1分の嵐山天龍寺前バス停より市バスの京都駅前行きに乗車し、京都駅で下車します。運賃は230円、所要時間は約50分です。
嵐山女子旅の予算(東京発の場合)
交通費…29,060~29,450円
- 東京‐京都…13,600×2=27,200円
- バス・電車での移動…1,010円(徒歩の場合は620円)
- 嵯峨野観光線(トロッコ列車)…620×2=1,240円
入館料など…2,000円
宿泊費(想定)…13,000円~18,000円
合計…約45,000円+食事代